−畑 彩土教育誌への寄稿−


“人間としての成長”と企業内教育−産労総合研究所発行『企業と人材』2003年3月20日号〜8月20日号6回シリーズで掲載

「まずやってみる教育研修」−産労総合研究所発行『企業と人材』2002年7月5日号掲載

◆「頑張れ!」今後とも私はこのことばを不用意には発しない日本能率協会発行『人材教育』2001月号に諏訪茂樹先生著『人と組織を育てるコミュニケーショントレーニング』の書評が掲載されました。

◆心はずませ、仕事を遊ぶ−2000年11月30日『日本人間関係学会ニュース』に職場紹介として掲載

◆よい仕事、よい人生をありがとう!−日本能率協会発行『人材教育』2000年3月号掲載


『企業と人材』2003.3/20号から6回シリーズで「“人間としての成長”と企業内教育」と題して連載しました!

                      

第1回−2003.3.20号−「企業内教育に求めたいホリスティックな視点」

第2回−2003.4.20号−「自立的成長を考えるうえで大切なこと」

第3回−2003.5.20号−「関係的成長を考えるうえで大切なこと」

第4回−2003.6.20号−「社会的成長を考えるうえで大切なこと」

第5回−2003.7.20号−「ホリスティックな学びをサポートする

第6回−2003.8.20号−「ファシリテーターとしての成長を目指して

といった内容で書きました。


2002年1月に、『自分を活かし、人と共に生きる』(文芸社)を出したことがきっかけで、産労総合研究所『企業と人材』編集部より、お話があり、”「まずやってみる」教育研修 身体から気づく、身体から変わる私の「体験学習論」”と題して、書きました。

                           

”「まずやってみる」教育研修 身体から気づく、身体から変わる私の「体験学習論」”


−主な章立てを下記します。−

1.一生懸命よかれと思ってやっていたことが?
 研修担当者として、会社の教育部門で、自分なりの思いで一生懸命取り組んでいたことが、間違っていたかもしれない。教育関連会社設立に伴う出向後のもろもろの学習を通じてのそんな思いを書きました。

2.私を変えた体験
 教育に対する基本的な考え方を変えさせた体験を、主に教育担当者としての学習体験から書きました。
 (1)私の身体は、私の下僕ではない
 (2)心のさまは、身体に現れる
 (3)やればできる
 (4)触れ合いは大切と口では言うけれど、心や身体が触れ合っていない
 (5)仏つくって魂入れず
 (6)”教えない”研修

3.今、私が大切にしていること
 教育専門会社に出向して16年、今大切に思っていることを書きました。
 (1)職能教育+全人教育
   行動変容+態度変容
   概念学習+体験学習
 (2)やってみる、身体ごと気づく
 (3)自立、共生、ガイアスタンダード

4.最後に
 これからの企業内教育で重視したら、と思うことを書きました。
 (1)自立性、創造性開発
 (2)対人能力開発
 (3)社会人教育


日本能率協会発行『人材教育』2001年3月号に 諏訪茂樹先生著『人と組織を育てるコミュニケーショントレーニング』の書評が掲載されました。

「頑張れ!」今後とも私はこのことばを不用意には発しない

安生ビジネスコンサルティング株式会社

業務企画部部長  畑  彩土

                    

 本書は、筆者が開発した研修担当者向けのコミュニケーション・トレーニング技法集であり、親切な運営マニュアルでもあります。20の実習が詳しく紹介され、なおかつテーマ別にこれら実習をどうプログラミングすればよいかの示唆も与えてくれます。

 私自身、1979年以来企業内教育担当者として、とりわけここ13年間はファシリテーターとして本書テーマのコミュニケーション研修も試行錯誤しながら担当してきましたが、本書にふれて意を強くしたことと反省したことがいくつかあります。まず意を強くしたことは何かというと、「体験学習」という学び方、参加者の主体的な「気づき」を今後も大切にしていこうということです。筆者はまず体験すること、体験したことを率直にふりかえること、その過程で得られる気づきが深ければ深いほど行動変容は確かなものになる、気づきは参加者の主体的行為であり、“気づかせる”ではない、というように言っています。 また筆者は、トレーニングのメニューを欲張りすぎないこと、ふりかえりの時間を大切にすることとも言っています。あれも大切これも大切とメニューが増えすぎ、結果として十分なふりかえりができず、本来「体験学習」のはずが「概念学習」になっていることがある自分に言われているようでもありました。

 20の実習は、ノンバーバルコミュニケーション、カウンセリング、アサーティブトレーニング、シチュエーショナルリーダーシップ、TA、サイコドラマ等の理論を背景に構成されています。小講義用の解説もありますが、理論についてはそれぞれ別途しっかり学ぶ必要があるように思います。実習は浅いレベルから深いレベルへと、しかも前に学んだことが次の実習で新しい行動として定着していくよう構成されているところが気に入りました。

 特に、「ア行トーク」から言語障害のある方々への理解、「共感の技法トレーニング」からは悪意のない不用意な「頑張れ!」の一言の恐ろしさが心に残りました。


2000年11月30日発行「日本人間関係学会ニュース」に職場紹介として掲載されました。

「心はずませ、仕事を遊ぶ」

−安生ビジネスコンサルティング株式会社−
                                                                                                                

八王子市

畑 彩土                                                                                            

「これぞ天職、やりがいをもって、定年まで現職務を続けたい。」 13年間、私が毎年の人事自己申告書に書き続けたことばです。昭和62年、当社は安田生命の教育関連会社として呱々の声をあげました。会社設立とほぼ同時に、私は本社営業教育部から出向、13年が経ち、今もこれぞ天職の気持ちは変わらず、喜びと感謝をおぼえつつ来年定年を迎えます。

大きな使命をもってたった3名での小さなスタートをした会社は、現在14名のスタッフが、年間約600講座を開発・担当し、安田生命や社外企業・団体の企業内教育をサポートしております。意欲開発、対人能力開発、マネジメント、組織開発等々の分野を中心に人間存在の基本的条件としての「自立」と「共生」を大事にしながら研修プログラムを参加者に提供すると同時に、私たちスタッフが、わが社そのものが、「自立と共生」を体現していると自負しています。一人一人が学習意欲と自己実現意欲が高く、同時に相互援助、相互啓発しています。まさに“隗より始め”ています。

 いろいろと学習することが、そして自分を人間的に成長させることが仕事で、もったいなくも給与までもらえる、こんなすばらしい仕事があるでしょうか?研修担当者として、次の3点を大切にして、成長したいと思っています。一つは「アウェアネス」です。教えるではなく、研修参加者の学びそしてその根源である気づきを、第2に「ウィズネス」、参加者同士が共にあり私も共にあることを、3つめに「ファシリテーター」、学習支援者、学習促進者としての成長をです。

 やりがいがあり、仕事が楽しい。“心はずませ、仕事を遊ぶ”。それが今の私です。

新宿センタービル32階のわが職場に一度お運び下さい!


                     

日本能率協会発行『人材教育』2000年3月号に掲載されました。

よい仕事、よい人生をありがとう!

                                 

安生ビジネスコンサルティング株式会社

畑  彩 土

 

 昨年11「日本体験学習研究会第1回全国大会」が名古屋で開催され、はからかずも、フィールドレポーターとして“企業教育”分野での体験を発表する機会を得ました。企業内教育の分野で、21年試行錯誤しながらも精一杯やってきたことが、人の目にとまったことをうれしく思うと同時に、今までやってきたことの意味合いの整理と今後の自分の生き方を考える貴重な時間をいただけた感謝の一日でした。

 このレポートの準備と当日の発表や交流から、特に意を強くした2つの事柄にふれてみたいと思います。

 まず第一に、企業内教育に対する自分の基本スタンスはどこにあるのかということです。

ふりかえれば、初めて教育部門に配属された部署が「教育部練成所」、職務は変わらないまま「営業推進部営業訓練課」「営業教育部」と所属が変わりました。部課名がそのまま教育に対するスタンスを表していたように思えます。また、私自身も過去の体験だけで対処していた時期、行動理論を中心に訓練に励んでいた時期がありました。さらに、そのときどきの外部環境の影響を受け、時に訓練重視、時にマインド重視と振り子がふれるように教育の視点が変わっていった20年余でもありました。そんな時代、企業、自分の変化はあったものの、今私は12年前教育関連会社発足直後に出向してからの教育担当者としての学習や、冒頭の大会での「学校教育」「環境教育」「看護教育」分野で活躍している人たちの話から、“自立と共生”“会社人から社会人”私の造語ですが、地球共同体の一員としての“ガイア・スタンダード”を大切にしていきたいと思っています。

 もうひとつは、ファシリテーターとしての自分自身の生き方はどうだろうかということです。

ある時から、私は家事をするようになりました。妻は結婚以来職業をもっています。忙しくて遅く帰ったり、休日も仕事にでます。“じゃあ、少し手伝うか”がハマッてしまいました。簡単な料理、皿洗い、洗濯、アイロンかけ、どれも楽しい。とにかくきれいになると心まで洗われます。皿洗い、アイロンかけの無念無想の時間、料理のクリエイティブさもいいものです。妻は“一家に一台、畑彩土”“父ちゃんは自立しているね”と言っています。また、5年位前から、版画を始めました。印刷した年賀状を出すのがイヤになったのがキッカケでした。今では、年賀状、暑中見舞いはもちろん、研修参加者、その日出会った人などなど、毎日版画入りのお礼状を出しています。版画の作品集をホームページにしました。妻や息子の店で私の作品を買って下さるお客さまもいます。

 教育の仕事を通じて学んだ“自立と共生”が自分の中で進んでいっている喜びを感じています。“よい仕事をありがとう!よい人生をありがとう!”の感謝の気持ちで研修を担当していきたい、参加者の学習援助と私の人間的成長が同時並行で進んでいけばいいなと思っています。


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