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育研修基礎理論−分類整理 畑 彩土

 

マズローの欲求階層理論  

1964年


 マァレーとならんで欲求理論のもう一方の系譜を代表しているのは、マズローである。

マズローもマァレーと同様に、

@人間はなんらかの欲求をもち

A人間の行動はこの欲求を満足させるためのプロセスである

という欲求理論の一般的な仮定を共有している。

 

マズローの欲求階層理論 

 

1.生理的欲求(physiological needs)

 生理的体系としての自己を維持しようとする欲求であり、具体的には食物、水、空気、
 休養、運動などに対する欲求である。

 2.安全・安定性欲求(safety-security needs)

 安全な状況を希求したり、不確実な状況を回避しようとしたりする欲求である。

 3.所属・愛情欲求(belongingness-love needs)

 社会的欲求(social needs)ともいわれ、集団への所属を希求したり、友情や愛情を希
  求 し たりする欲求である。

 4.尊敬欲求(esteem needs)

 自己尊厳を希求する欲求であり、具体的には、他人からの尊敬や責任ある地位を希求
  したり、自律的な思考や行動の機会を希求したりする。後者は、とくに自律欲求 
  
(autonomy needs)として、独立に考えられることもある。

 5.自己実現欲求(self-actualization needs)

 自己の成長や発展の機会を希求したり、自己独自の能力の利用および自己の潜在能力 
 の実現を希求したりする欲求である。

 

 

欲求を満足させようとする人間行動のプロセス             

 上記の欲求群のなかで満足されていない欲求があると、それは人間の内部に心理的な緊張を生じさせる。人間はこの緊張を解除しようとして、なんらかの行動をとる。しかし、ある行動によって緊張が解除されると、不満足であった欲求は満足される。そして、満足された欲求は、もはや行動を動機づける力をもたないと仮定している。


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